大統領はすでにこのような諮問委員を指名し、必要なスタッフを雇う権限をもっています。
国家競争力諮問委員の役割を強化し、同時に競争力を政府の意思決定上、考慮すべき問題とする一つの手段・・・。
これは、提案される法律・政策・規制に関する競争力インパクト報告書(CIS)の用意を政府に要求することでしょう。
これらの分析は意思決定にとって非常に重要な事実に基づいた基礎を提供してくれます。
・・・さらに重要なことは、彼らが提案された行動の結果を政府に予測させてくれるということです。
そのような予見の必要性は往々にして見落とされてきました。
たとえば、財務省が1985年にアメリカ税制改革提案の全貌を明らかにしたとき、財務長官ジェームス・べーカー3世と彼の助手たちは企業と議会リーダーの小グループに計画の概略を示しました。
彼らの提案がいかほどアメリカの競争力に影響するかを聞かれたとき、彼らは財務省がそういう計算をしていなかったことを認めました。
税制改革がアメリカの国際競争力に与える意味を、財務省が考えなかったのは驚くべきことかもしれません。
しかしそういう類いの予測は政府内ではふつうのことです。